長引く不況にあえぎ、昨今では定期採用を控えて補充型の雇用が増え、求人の減少傾向は続いているようです。人件費削減のため、大規模なリストラの敢行や、また正社員からパート雇用にシフトするなど業種や会社の規模により様々です。求職者の受け皿不足が指摘されておりますが、経営改善のため企業は人件費削減に走らざるを得ないのも事実です。
しかし当然のことながら、優秀な人材を雇用したいという本音もあるようです。  「企業は人なり」。当たり前のことですが、組織を構成するものは「人」であり、その「人」があっての組織となります。企業を生かすも殺すも従業員の質にあると言って過言ではありません。
しかし、1枚の履歴書と数分間の面接だけで、その人材が企業にとって有益な人材なのかどうかを計ることは極めて難しいものと思われます。

そこで採用調査を行うことにより、採用後の不安が一掃出来る上、後々解雇するといった問題を避ける事もできます。
採用調査を行わないと判明しないケースは多々あります。適切かつ公正な選択をする為には、履歴書や面接だけでは見えない相手の経歴(学歴)、性格、勤怠面、前勤務先の退職理由、その他趣味趣向など、本人の申告内容を確認、並びに調査する必要があります。

採用調査は企業の危機管理の面からも必要不可欠なものです。

主な調査項目
経歴(学歴)
⇒履歴書の記載内容に虚偽がないかを確認します。
 
性格・素行
⇒「いい人」「真面目な人」ではなく、裏付けのある具体的な報告を心がけています。
 
健康面
⇒採用後に入退院を繰り返すようでは雇用側も困ることと思われます。そのようなことがないよう、採用前に本人の持病、疾患などについて調査いたします。
勤怠・能力・意欲
⇒「仕事は出来るが遅刻が多い」「意欲は認めるがムラがある」など、主に勤務態度に関することを調査いたします。
前勤務先の退職理由
⇒現在では求人情報誌等に「面接に有利な退職理由」のような記述もあります。採用前に「本当の退職理由」を確認するだけで、かなりのリスクを回避できるかもしれません。
生活状況等
⇒履歴書に記載されている現住所に自宅が存在するか。また近隣住民より普段の生活ぶり、並びに交友関係などを調査いたします。
趣味趣向
⇒主に浪費癖、酒癖、個人的な趣味などを調査いたします。
 
その他
⇒依頼者の指定事項により調査いたします。
 


東京などの都市に住む方は、近隣住民と活発に交流していない方が多いので、取材調査を行っても「交流がないので答えられません」といった回答をよく頂きます。
上記調査項目のうち、特に「 生活状況 」「 趣味趣向 」などは素行調査(尾行調査)によって様々なことが判明いたします。逆に交友関係、浪費癖、酒癖や立ち寄り先などは、素行調査を行わないと判明しないこともあります。(尾行調査のページへ
   
採用調査とはあくまで事実の確認であり、その調査対象である人物の長所や短所を面白おかしく書き立てたり、また秘密を暴露するようなものではありません。
私共探偵は依頼者である企業の利益を守ると共に、調査対象となる人物の人権も守ってゆかなければなりません。

個人情報保護法と採用調査の関係

採用調査を行う上で、個人情報を探偵等に提供することは、個人情報保護法に記されている通り、本人への通知を基本と致しますが、公益性や社会的妥当性、また調査を行う上で違法性や意図的な漏洩がない事、そして何よりも有意義な調査を行うこと等を考慮し、本人への通知なくして、第三者である探偵等への情報提供は問題ないとされております。
これは採用調査に限らず、例えば横領や競合他社への情報漏洩等の疑いのある従業員を調査する際にも同様です。
> 個人情報保護法